事務所移転しました

事務所を移転いたしました。
東急東横線白楽駅と東白楽駅、六角橋商店街の近くのにぎやかなところにあります。

事務所は6階になるので、見晴らしとなにより風が気持ちよく通り抜けます。

新しい気持ちでお仕事にまい進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ハラスメント防止講座開催しました!

10月27日(金)ハラスメント公開講座を無事開催・終了いたしました!
ご参加くださった皆様、同じく講師をつとめた田中ちひろさん、ありがとうございました。

講座ではハラスメント問題にこれから取り組む企業担当者の方、講座を開催する立場の方、
ハラスメントをしないために”絶対に必要なこと”をお伝えしました。

絶対に必要なこと、それはどんな人もその時そのときで精一杯の判断をして、
自分の人生を生きてそこにいるということと、それを尊重する気持ちです。
(私たちはスポンサーシップと呼んでいます)

そこにいるひとりひとりが、いろんな思いを抱えてここにきて、
仕事に取り組んでいる、その気持ちを尊重して成長を支援する、
スポンサーシップこそが、被害を受けた人の気持ちを癒し、
加害者になってしまう人の行動を変えることができると確信しています。

ハラスメント問題の対応に関わってかれこれ15年以上たちますが、
そういうあたたかな配慮、スポンサーシップにあふれている職場では
絶対にハラスメントは発生しません。

そんな思いをご参加の皆さんにはお伝えできたのではないかと思っています。

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ハラスメント公開講座開催します

来る10月27日に、ハラスメント防止のための公開セミナーを開催します。

なぜ人がハラスメントをしてしまうのか、
意図的にしてしまうこともあるでしょうし、気づかずハラスメントととられてしまっていることも
あるでしょう。
人間の行動科学の視点から、「どうすればそれを避けることができるのか」体験し、変化してもらうためのセミナーです。

参加費は無料ですのでぜひご参加を。
お申し込みは問い合わせフォームからどうぞ。

ハラスメント防止セミナー(10月27日)

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株式会社イソシアを立ち上げました

久しぶりの投稿になります!

相変わらずハラスメント研修や対策、産業保健対策づくり、カウンセリングといろいろやらせていただいておりますが、このたび「株式会社イソシア」を設立、代表取締役に就任いたしました。

特定社会保険労務士としてはこちらのオフィスブリーゼ、メンタルヘルス関連のコンサルタントとしては株式会社イソシアをフィールドとして活動してまいります。

引き続きよろしくお願いします!

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自分の当たり前は当たり前じゃない

10月の頭になりますが、私がこれまで学んできたメソッドの中でも、大大大好きなMBTIのフォローアップ研修に行ってきました。

MBTIは世界で最も受けられている性格検査で、自分の性格タイプ(アルファベット4文字であらわされる16のタイプがあります)を質問紙に回答するだけでなく、それがどのような心の動きなのかをワークショップで実体験しながら、検証していくというプロセスを経て、理解していくというちょっと変わった検査です。

私は、2014年にMBTIのタイプ検証のプロセスをサポートできる認定ユーザーになるための講座を受講して、今、いろいろな場所でMBTIのワークショップをやらせていただいています。

何事もそうですが一度勉強したからといって終わりはないですよね。というより、MBTI自体とてもとても奥が深くて、私自身勉強したくて止まらない~もっと知りたい!という欲求に従ってフォローアップ研修も参加しています。

認定ユーザーとしては、自分のタイプをよく理解した上で、自分のタイプ以外の15のタイプに精通していないと、自分以外のタイプの受講者へのよいサポートができないので、自分以外のタイプを知るということをメインに取り組みます。

でもそれがとても難しい。なぜなら、私は私として普段無意識に行動していることに、ひとつずつ気づいて、その行動を意図的に変えてやってみるということだから…。利き手の反対の手でさんまを食べるような、鏡文字を左手で書くような、もどかしさ、イライラ感、苦しい気持ちで、研修終了後は口もきけなくなります。(本当です)

そしていつも思いだすのは、認定ユーザーのトレーニング講座で講師である園田先生がおっしゃった

「自分の当たり前は、他人の当たり前ではない」

という言葉。

私が当たり前に認識している世界も、判断も、行動も、決して当たり前ではないということ。これを嫌というほど体験します。でも、その体験が自分の世界を広げてくれるからやめられないし大好きなんだと思います。

MBTIのタイプ検証のベーシックフィードバック、企画しようかと思っています。

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電通女性社員の自殺が労災認定

また長時間労働の末に自殺、また電通・・・・。

かの有名な「電通事件」から、この会社は何も学ばなかったのでしょうか。

一部報道では長時間労働に加え、パワーハラスメントもあったとのこと。

お母さまの「労災認定されても娘は二度と戻ってこない。過労死等防止対策推進法が制定されたのに、過労死は起きた。命より大切な仕事はない」との訴えに胸がいっぱいになります。

母として、自分の娘が違法な長時間労働によって自ら命を絶ったとしたら、絶対にその会社を許すことはできないと思います。

全開の過労自殺案件に引き続き、川人先生に頑張ってほしい、そしてこんな労災認定はこの世からなくなってほしい。そんな気持ちでいっぱいです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000115-mai-soci

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大切なこと

mans-hand-is-trying-to-reach-the-sun-picjumbo-comこの数か月、ありがたいことにかなり忙しい毎日を過ごさせていただいており、
気が付けば早9月。時の流れるのは早いですね~。

自分を信頼してくださってるお客様の為に!と必要以上の気負いが
あったのかもしれないのですが、かなり心身共に疲れが溜まり
8月は回復にもっていくまで大変でした!

8月に入ってからの猛暑の影響もあるとは思いますが、
なにより詰め込みすぎの私のせいです・・・反省。

昔から同僚の心理職、医師、そして占い師にまで、
リミッターが壊れている、と言われておりましたが、
これまでそんなアドバイスは聞き流し、やりたいように、
やれるとこまで突っ走ってきましたが、
最近ようやく、その言葉の意味が解る様になりました。(遅いですね)

人さまの心身の健康に携わるものが、疲れているなんて
いいサービスができるわけもなく、反省しきりです。

仕事を今までのように楽しく続けるためには、何より健康管理ですね。

少しお仕事が落ち着いて、振り返る時間ができたので、
自分の戒めとして。

事例検討会に行ってきました

もう先週の話になってしまいましたが、
産保法研の事例検討会に参加してきました。

産保法研はこちら
http://www.oshlsc.or.jp/app/

私はこちらのメンタルヘルス法務主任者資格
第1期生です。
もともとメンタルヘルス業界で社労士として仕事を
してきましたが、この講座に出ることで、

何によって立ち、事例を見ればいいか
裁判所、事業主、労働者、と法を
より意識することができるようになったと思います。

メンタルヘルス疾患で休職~復職の人のサポートの
お仕事が常に発生している状況ですので、
ここで得た知識が非常に役に立っています。

その知識のブラッシュアップのための事例検討会、
これで2回目の参加ですが、今回は非常に面白かった。
事例に触れることで、自分の頭がストレッチされる
快感を感じることができます。

三柴先生にはいろいろと相談にも乗っていただき、
感謝。

いろんな仕事をしてきましたが、
これから先はこのメンタルヘルス・労務関係・カウンセリング
業界でやっていくと改めて決心した午後でした。

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「働く女子の運命」読みました

昨年12月に発売になって、話題沸騰(私の周りだけかも)の
濱口桂一郎先生の「働く女子の運命」Kindleで読みました。

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いやー、素晴らしかった!
途中何度もうなずきすぎて首がもげるかと思いましたわ。

「新しい労働社会」で見事に描きだした、
日本型雇用システムの本質を踏まえ、
なぜ、こんなにも職場での男女の格差が広がったままなのか、
どストレートに解説しています。

私は1994年に就職活動をした世代なので、
バブル期とバブル崩壊後のちょうどハザマ。
この本を読みながら
総合職としての道はほとんどなく、一般職は短大生がメインで
どうしたら就職できるのか、途方にくれたのをありありと
思い出しました。

そもそも、その働きにくさが戦前に決められた
「 (女房子供を養うことができる)給料」として
生活給にあったとは…。

ひとりで家族を養える給料がもらえているのなら、
奥さんが働く必要はないし、育児も介護も奥さんがやれる。
だから、保育園介護施設も不要。
って考え方になっていたわけですね…。

今、それだけのお給料をもらえない人が増えてきて、
共働きが増えてきたけれども、社会が対応できていない。
それと、女性が働き手としてつい最近まで、一人前に
見られていなかったという事実から、意識変革が進んでいない
状況が、手に取る様に見えてきました。

状況はわかった、では私は何ができるのか…。

私が就職活動をしていたころに比べれば、良い方向に
変わってきたと思います。
でもまだまだ、会社の中で働きにくさを感じている女性がたくさんいる…。

その状況を変えるために、やれることを考えてみたいと思います。

ブラック士業・・・

年末から世間を騒がせていた、社労士の処分が
先日発表になりました

愛知県内の社会保険労務士が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」などと題した文章をブログで公開した問題で、厚生労働省は12日、この社労士を業務停止3カ月の懲戒処分にした。継続的に不適切な内容を発信したことでの処分は初めて。厚労省監督課は「法に逆行し、不当な権利侵害を助長する内容であり、看過できないと判断した」としている。

うーん、なんというか・・・。

この先生って、昔からぎりぎりの内容を執筆しておられるのを
拝見してまして。

ツイッターなどで話題になりはじめたときも、
あー、またあの先生か~って感じだったのですよ。

で、今回については、あれよあれよと大騒動になったわけですが、
どうしてここまで誰も何も注意しなかったんだろう・・・。
面と向かってだれが注意するか、難しい問題だとは思いますが、
社労士という資格についての、世間の印象が低下したのは間違いないでしょうね。

最近専門的な知識を使って、違法なやり方を顧客に勧める「ブラック士業」が
問題になっていますが、やっぱり業界内部での自浄作用を働かせないと、
士業として信用されなくなってしまうのは自明のこと。

私も、自信をもって正しいことをお伝えできる社労士でいなければ、
と思いました。

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